不動産の「賃貸管理業者」としての姿勢

令和1年、有限会社エスクは設立32期目を終え、33期を迎えました。これもひとえにお客様、ご関係者様、ご協力業者様の皆様のご理解とお力添えがあってのことです。改めまして感謝申し上げます。

近年、賃貸不動産の管理を巡る状況は目まぐるしく変化しております。

賃貸管理料の価格競争、賃貸管理サービスの向上を図るための多様なシステム、入居者対応策の24時間対応電話、緊急受付センター等の導入、入居者募集活動の為の仲介業者への業務提携費の支払いや業務提携、空室一括借り上げシステム、新築共同住宅の購入から管理までのワンストップサービスなど不動産管理に係るサービスは多種多様です。これから更にAIの導入と新たなデジタルプラットフォームが不動産業界にも導入されることになるでしょう

賃貸不動産オーナーの目線から見ると、賃貸管理業者の選定をする際にあらゆる選択肢があることは業界全体としてとても良いことかと思います。

テナントリテンション(Tenant Retention)という言葉があります。直訳をすると、「テナントの維持」という意味です。当社で賃貸管理をさせて頂いている建物のテナント様や入居者様に対してはスタッフは極力事務的な対応をしないように心がけております。お客様からのクレームやご要望に対しての基本的なご対応の流れは統一しておりますが、マニュアルはあえて作成しておりません。それはお客様それぞれが置かれた状況が必ず毎回異なるからです。エスクの姿勢としては、お客様に対してホスピタリティの考え方をもって、テナント様や入居者様のサテスファクション(Tenant’s Satisfaction)に重きを置くことを重要視することにより、オーナー様とテナント様との良好な関係を築くお手伝いをすることがとても大切であることを、永年の経験から学びました。オーナー様もテナント様も「人と人」です。当社は賃貸管理会社として”One on One”のコミュニケーションを最も大切にしております。

国土交通省が創設した「賃貸住宅管理業者登録制度」は、賃貸住宅の管理業務の適正化を図り、管理業務に関して一定のルールを設けることで借主と貸主の利益保護を図ることを目的としております。また、登録事業者を公表することによりお客様は賃貸管理業者を選定する際にひとつの指針として活用して頂くことが可能です。

当社は、小さな会社ではございますが賃貸管理業務を主体とする会社として、お客様の不動産のパートナーとして共に同じ方向を見て、お客様の価値観や考え方に適した選択をして頂けるようにあらゆる視点から企画提案をさせて頂きます。お客様の土地建物が長期に亘り受け継がれてゆくことに関して、当社もお客様と同じ目線になって一緒に考えていく事が可能な体制をとっております。会社の規模により、スケールメリットのある部分とスケールデメリットがある部分がありますが、当社はスケールメリットを最大限に活かし、時代の変化に対応すことができるよう日々研鑽に励み、お客様の為に尽くす姿勢を忘れずにこれからも、更に進んで参りたいと思います。

有限会社エスク 不動産事業部 山田 智也