気持ちに寄り添って

by 山田達也 2021年5月24日 ≪Column vol. 7≫

「まん延防止等重点措置」が続いているなか、最近は毎日家でお酒を頂いています。あまり健康的なことではありません。

「今日は餃子に麻婆豆腐か…先ずはビールでその後はハイボールだ。「お刺身か…よし日本酒だな。「何々今日は鴨。奮発しましたねー…赤ワインにしよう。」「アクアパッツアを作ったの?…そりゃあ白ワインだ。」

こんな状態を毎日続けていてはいけないと思い、いつも行っていたカウンターのあるレストランに久しぶりに行きました。「お料理は?」「サラダとカジキのソテーがいいな。」「お飲み物は?」「ノンアルコールビールを」…………

「まだまだ大変な状況だねー」「そうなんですよー」………「何かお飲み物をつくりましょうか。」「そうだなぁ…ソーダにレモンスライスを入れてくれる?」「かしこまりました。」

……「お料理は他に何か召し上がりますか?」「せっかくだからステーキをいただこうかな」…………「早くワクチンの効果が出るといいねー」「本当にそう願っています。」……「お待たせしました、ステーキです。」「ありがとう。飲み物どうしようかなぁ…」「黒ウーロン茶なんかいかがですか?」「あっいいね! 脂肪を分解するし」

この日は一切アルコールを摂らず、久しぶりの休肝日となりました。昼間は日によって半そでシャツでも過ごせる陽気になってきました。この時期既に風水害の被害も出て来ています。夏本番の猛暑も心配の種です。少しでも過ごしやすい夏をと願っていますが、こればかりは自然の営みに任せるしかないのでしょうか。

気象庁の避難勧告の発信は、新たに判断しやすい表現に変更されました。勧告を出す側は的確な判断が求められますが、早め早めに発信していただき少しでも安全の確保ができるようになれば良いかと思っています。

 自分たちにできることは風水害の被害を極力食い止めるべく、事前の準備をしっかりとすることだと思います。普段から建物の状況調査や、ハザードマップによる浸水被害に対しての警戒など可能な限り情報を集約してそれを発信していくことだと考えています。

2年前の台風の時に弊社の管理物件でもかなりの被害がありました。

屋根の破損から、倒木による車両の損壊、塀が倒れたり外壁のトタンが剝がれて飛んだり様々な被害がありました。この様な体験も教訓として私たちは日々の管理において、建物の定期点検を災害の視点からもとらえて、様々なご提案をしています。建物の改修工事は補強の工事も含めて優先順位をつけて予算取りをし、所有者の方々と認識を共有した上で計画を立てる必要があると思います。

これからもこのような視点で的確な管理に努めて参ります。空き家や未利用地の問題でお客様から売却の相談が少しずつ増えています。

長年にわたり住居として使用されて、現在は介護付きのマンションや養護施設に生活の場を移された方が、将来どなたも使用する予定がないなどの理由で売却し、資産の整理を進めたいとのご依頼です。住宅にはまだ沢山のお荷物があり、再度必要なものをチェックして、現在の住まいに持ってくる必要があります。その上で残ったものを処分しなくてはなりません。

何度か一緒に車でご一緒して家の中の物を確認するのですが、容量的に品数は限られますので、その範疇での選択となります。皆さんそれぞれ思い出のある品がありますから、選択はなかなか大変です。そんな中で私はお客様から、もし使うなら持って行ってと言われ、新品のネクタイを頂いたり、逆に私の方から「このグラスお使いにならないなら頂戴してもよろしいですか?」と尋ねたり、「この絵も処分するならほしいです。」とお願いしたり、それぞれのお客様からいろいろなものを頂戴して大事に使わせて頂いています。

久しぶりにお客様とお目にかかった時に「頂いたグラスでここのところ毎日飲んでます。」とお伝えしたらとても喜んでおられました。

私たちはこれからもお客様の気持ちに寄り添って、お客様の価値観を共有できるパートナーとして仕事に取り組んでいきます。

GWの営業について

オーナー様・入居者様・テナント様・お取引業者様 各位

当社のGW(ゴールデンウィーク)の営業について下記の通りご案内申し上げます。GW中も毎日営業をしております。(※5月3日~5日の3日間のみ時短営業)出社人数については限定しての営業となりますが、空室物件の内覧お問合せ、各種ご相談、その他お困りごとがありましたら何なりとお申し付けください。

※通常営業※ □ 4月29日(木)昭和の日 ※9:30~18:00

※通常営業※ □ 4月30日(金)※9:30~18:00

※通常営業※ □ 5月1日(土)※9:30~18:00

※通常営業※ □ 5月2日(日)※9:30~18:00

※時短営業※ □ 5月3日(月)憲法記念日 ※10:00~17:00

※時短営業※ □ 5月4日(火)みどりの日 ※10:00~17:00

※時短営業※ □ 5月5日(水)こどもの日 ※10:00~17:00

※通常営業※ □5月6日(木)※9:30~18:00

◆ 5月3日・4日・5日のみ時短営業とさせて頂きます。

有限会社エスク

代表取締役 山田智也

TEL: 045-313-1011

不動産の「利活用」とは?

by 山田達也 2021年4月11日 ≪Column vol. 6≫

 暖かい日が続いたと思ったら、肌寒い日が続き着るものに注意しないといけない今日この頃です。自粛をしてのお花見も終わり、各企業も新入社員が社会人として働き始めました。学生もそれぞれ新年度で、新たな学校で希望をもってこれからの学生生活を過ごす人が大勢います。この新型コロナウイルスの状況の中、本来なら大勢の仲間が集い、語り合える宴席の場があったのでしょうが、残念なことに今は大人数での宴会ができる状況ではなくなっています。

基準として4人までと提唱されていますので、工夫をしながら安全な会食は何とか行えればいいなあと思います。今かなりお店の方も感染に配慮して、体温測定から仕切りのボード、手指の消毒、換気、密を避けての席の配置などあらゆることに気を使っているところもあります。私たちができることは、会食のメンバーに応じて安全なお店を選ぶことと、マスクをしての会話だと思います。基本的な感染対策に徹して、新たな変異株のコロナウイルスに感染しないように気を付けて、ゆとりをもって過ごしていきましょう。

新たな住生活基本計画の概要が3月19日に閣議決定されました。現状と課題に挙げられているのは、「世帯の状況、気候変動問題、住宅ストック、多様な住まい方・新しい住まい方、新技術の活用・DXの進展等、災害と住まい」です。

少子高齢化社会や2050年カーボンニュートラル、既存住宅の流通、空き家の問題、ライフスタイルの多様化、テレワーク活用の二地域居住や郊外での居住、自然災害の激甚化等多岐にわたり目標が示されています。目標の中の一つに「空き家の状況に応じた適切な管理・除却・利活用の一体的推進」があります。

基本的な施策として

  • 空き家の適切な管理の促進とともに、周辺の居住関係に悪影響を及ぼす  空き家の除却
  • 立地・管理状況の良好な空き家の多様な利活用の推進

この二つです。詳細についての記述がありますが要は、管理、除却、利活用をどの様に誰が実施していくのか、かかる費用はどうする。市街地と郊外、地方での手法はどんな違いがあるのか、ここを考えて行かなければ進みません。

 所有者不明の空き家について、財産管理制度の活用等の取り組み、空き家・空き地バンクを活用して、古民家の改修等を進めてセカンドハウスやシェア型住宅、多様な二地域居住。市街地では地方創生やコンパクトシティ施策と一体の敷地整序や、ランドバンクを通じた空き家・空き地の活用・売却などによる総合的な整備と住生活基本計画の概要の中にこのように整理されて記載されています。とても分かりやすく問題点から解決の方法に至るまで示されています。

そこで問題の誰が? どうやって? お金は?となるわけです。

 地方、郊外では町おこしの一つとして都市部からの移住政策、ランドバンク的な考えでの空き地の整理統合など様々な取り組みを実施しています。非常にうまく取り組めているところもあります。一方で空き地・空き家バンクの登録はあるものの市街地では今一つ動きが鈍いと思っています。そもそも空き家・空き地は利活用が可能で市街地であれば、空き家バンクに登録しなくとも市場で動きます。

 利活用が難しい物件をどうするかということになる訳です。なかなか簡単には解決できない問題です。今コロナの影響で働き方が変わり郊外での居住が増えているとの事で、空き家バンクでの売買も俄かに活発になってきているようです。今までは動きの悪い郊外の空き家も、工夫を凝らしてこの需要に見合った物件にする事により、更に需要は増えるのではないでしょうか。地域ごとの限られた場所で、少しずつでも利活用が進んでいる事例を、他の地域でもその地域に合った形にして取り組んでいくことが、少しずつですがこの問題を前に進めてことにつながると思います。市街地においての空き地・空き家バンクも難しいですが、工夫をしながら官民共同してこつこつと取り組んでいかなければなりません。

 都市部、市街地の自治体と地方、郊外の自治体では規模も仕事の内容も大きく異なります。基本的なところはもちろん同じですが、特に市街地での自治体は住宅関係の部署も、業務は多岐にわたりその中での一つが空き家バンクであり、一方で地方の自治体では業務は絞れるものの職員の人数が限られているという問題があります。前回も触れましたが、やはり今後の空き家・空き地・所有者不明土地等の問題には、行政又はこの課題に取り組む特化された第3セクターが積極的に主動して、シンクタンクとしての機能も備えて各地域での行政や民間団体のフォローをしながら、必要に応じてランドバンクの活用も含んで解決していくような仕組みが大事かと考えています。

少しずつでも仕事の中で空き家問題に取り組んでいます。今月も一軒利活用が決まりました。これからも頑張ります。